パース関連メモ
このページは主にLightwave Plugin制作の過程で検証したデータに基づいたパース作画法に関するメモです。
このページの内容は書きかけです。
レンズの焦点距離と画角に関して
画角は描かれる画の印象を大きく左右する重要な要素である。画角と画の印象を説明する際には、カメラレンズの焦点距離を例にして説明されることがある。
レンズの焦点距離が長くなるにしたがい画角は狭くなる。反対に焦点距離が短くなるにしたがい画角は広くなる。
もっとも一般的に使われる(使われていた)35mmフィルムは横36mm x 縦24mmの画面を持つ。
このとき焦点距離 f のレンズの画角は、
HFOV(水平画角)
= (atan(36/2/f)*2/π*180)°
VFOV(垂直画角)
= (atan(24/2/f)*2/π*180)°
DFOV(対角画角) = (atan(sqrt(36*36+24*24)/2/f)*2/π*180)°
消失点の決定
透視図法の描画の基本となる消失点は、作図的にあるいは計算により論理的に求めることができる。
以下に消失点計算用のFlashパネルを示す。一点透視図法、二点透視図法、三点透視図法による消失点を求めることができ、角度の変化による消失点の移動を視覚的に理解できるようにすることを目標としている。
赤点が消失点、緑点が対角線の消失点を表す。各点に示される座標は、視野角90°の半径を1とした相対値である。
以下このツールを用いて一点透視図法、二点透視図法、三点透視図法の世界を順に解き明かしていく。 |