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Camera Plugins for Lightwave 9
Orthographic Projection | Perspective Control | Fisheye | Panorama | Stereo
Perspective Control Camera

概要
カメラ面を操作して、遠近感の補正を行ったり、画面周辺部のレンダリングを行うことのできるプラグインです。フレームをシフトすることで垂直方向の歪みを抑えて建築パースなどでよく使われる2点透視図を作成したり、反対にパースの強調された画像を生成したりできます。
カメラビューのOpenGL表示とレンダリング結果が一致するようになっているため、直感的にシーンのセットアップが行えます。


ダウンロード
Lightwave 9.0以降用 カメラ種プラグイン

Lightwave 9.3専用
2007/09/19
Ver.0.1.5 for LW9.3 (Windows 32ビット版) Free!
Lightwave標準のズームファクター/焦点距離コントロールを採用しました。

データの保存に問題があるため利用できません。


Lightwave 9.2以降用
2007/04/01
Ver.0.1.5 h (Windows 32ビット版) Free!
カメラをクローンした場合の不具合を修正しました。

2007/03/28
Ver.0.1.5 f (Windows 32ビット版) Free!
座標エラーを修正しました。

2007/03/23
Ver.0.1.5 e (Windows 32ビット版) Free!
FPrime3対応のためのテストバージョンです 。
プラグインファイル名のTYPOを修正しました。。。

2007/03/19
Ver.0.1.5 d (Windows 32ビット版) Free!
LW9.2のあたらしいDOFやモーションブラーに対応しました。
レンダリングスピードを高速化しました。


Lightwave 9.0専用
2006/09/20
Ver.0.1.2(Windows 32ビット版) Free!
各パラメータのアニメートに対応しました。
TiltGraphのクリックによるパラメータ調整が行えません...

2006/09/10
Ver.0.1.0(Windows 32ビット版) Free!


制限事項
・Lightwave9.0ではDOFには対応していません。(Depth情報は利用可能です)
・Lightwave9.2以前の制限により点ポリゴン線ポリゴンなどがレンダリングされません。またオブジェクトの輪郭もレンダリングされないので、輪郭線が必要な場合はLightwave9.3以降を使用するか、輪郭線を出力可能なシェーダ(unReal Xtreme2等)をご利用ください。

機能解説
panel

・Zoom Factor
レンズのズーム比率を変更します。
画角の調整、画面の範囲の調整を行います。
指定したフィルムのサイズに応じてレンズの焦点距離(Focal Length)を表示します。
・Horizontal Shift
投影面を左右方向に移動します。
レンダリング範囲の調整に使用します。
・Vertical Shift
投影面を上下方向に移動します。
レンダリング範囲の調整に使用します。
水平線と消失点を上下に移動する効果があります。
・Direction
投影面(フィルム)を傾ける方向を指定します。
・Angle
投影面(フィルム)の傾きを指定します 。
Directionとあわせて画面の遠近感を調整することができます。
・Tilt Graph
DirectionとAngleの値を視覚的に表示します。


使用例
基本的な使用例をパラメータ設定とともに紹介します。

建築パース(2点透視図)
建築パースでは、垂直方向の消失点を設定しない2点透視図法によるパース図を作成するのを求められることがよくあります。
カメラを人の身長程度に設定し角度を水平にセットします 。Vertical Shiftで投影面を上方に移動することで、地平線を下げ建物がちょうど良い構図で画面に収まるように設定できます。

2点透視図法unReal Xtreme2によるラインレンダリング
unReal Xtreme2によるラインレンダリング

カメラ設定
Y 1.8m

P 0°
B 0°

プラグイン設定
V-Shift 40%

Lightwave標準のカメラでこの位置から撮影を行うと、建物の上方が画面に収まり切れないため、ズームファクターを調節し広角レンズに設定するか、カメラを上方に向ける必要があります。
広角レンズを使用した場合、同等のサイズの画像を得るためには、解像度を高めに設定してLimitRegionを設定する必要があります。またカメラを上方に向けた場合、建物が上すぼまり(3点透視図法)になってしまいます。

PerspectiveControlCameraを使うと、カメラを傾けることなく、煩雑な設定を行うこともなく、目的の構図を得ることができます。またカメラビューでの見た目のとおりの構図でレンダリングできるので効率よく構図決定が行えます。

なおVertical Shiftの量が増えるほど画面の広角感が強くなり違和感が大きくなるので、対象との距離の調整などの対処を行ったほうがいい場合もあります。